「なぜ、人は動かされるのか?」
例えば
「別に今必要ないんだけどなぁ」と思っているものを買ってしまったり。
在庫が残り少ないと思うと無性に欲しくなったり。
飲食店に行列ができていたら「この店は美味いんだ」と確信したり。
ということで今回は
100年以上前から続く人間の行動心理学
をどうセールスコピーに生かしていくか?
というのを話していこうと思います。
まずは
返報性の法則
人は何かをもらう
もしくは、してもらうとお返しをしたくなる生き物です。
心理的に与えれば与えるほど何かを返したくなるのです。
なのでこの法則を理解していればセールスコピーや
マーケティングに生かしていくことができます。
コミットメントと一貫性
人は一度「YES」といったことに関して変えたくない
という心理が働きます。
自分がした決断が間違っていると思いたくないのです。
社会的証明
これは日本人には特に働く心理です。
日本人はかなり人の意見に左右されやすいのです。
例えば、人が良いと思っている物は良いだろうと無意識に
思ってしまいます。
飲食店で行列ができている店を見ると「うまい店なんだろうなぁ」と
思いませんか?
行列ができる=うまい店と思っているからです。
自分の行動を決断できる人というのは人間全体で5%しか
いないと言われています。
残りの95%の人は5%の人の決断について行っているだけ
と言う事です。
これをどういう風にセールスコピーに使っていくのかというと
95%の人が人の行動に左右されるということなので
大多数の人が同じような行動をとってもらうために
「みんなこっちに来てますよ」と言うようなことを伝えるのです。
例えば
「みんながこの商品を買っていますよ。」とか
「メルマガの読者が何万人いますよ。」とか
あとはお客様の声などを載せたりする事によって
「みんながやっているなら私もやってみようかな?」
と言うような感じに持っていきやすくなります。
権威性
社会的証明と少しかぶる部分がありますが
権威性は世界共通です。
人間は権威性にめちゃめちゃ弱いです。
同じ人間なのに人は肩書や制服などに弱いのです。
警察官の制服や医者の白衣などもそうです。
権威性をどうセールスコピー取り入れていくかというと
「芸能人の○○さんも愛用!!」
「○○大学の教授も認めた!!」
「東大生が教える勉強法」などです。
それぞれの市場により権威性は違うかもしれませんが
その市場でのカリスマ的存在が愛用していたり
推薦しているとめちゃくちゃ売れます。
希少性(限定性)
その名の通り珍しい物です。
世の中でそもそも価値がある物というのは
手に入らない物(手に入りにくい物)です。
よくある「限定」などです。
どこでもありふれている物というのは欲しくならないのです。
セールスコピーライターとして売る商品・サービスに希少性をもたらせるか?
と言うのが必要になってきます。
限られた物であって、いつでも手に入るというものは売っては
いけないということです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
100年以上前から続く人間の行動心理学
みなさんも「確かに!!」と思う部分があったのではないでしょうか?
人間はどんどん進化していきますが、行動心理は100年以上前から
変わっていない。
なんか成長してないみたいで少しイヤな感じですが
セールスコピーを書く上で非常に重要なのでぜひ覚えていてください。